日常生活においてもっとも大切なのは、自分をすり減らさないためにメンテナンスすることであって、無理やりポジティブにならなくていいんじゃねぇの−−という提案が新鮮。
これはいわゆる“勝間本”の対極ともいえる考え方だろう。
勝間さんの本からは「能率的に勉強すれば、難関資格といわれる会計士試験にだって合格できるわ。事実、私は最年少の19歳で受かったのよ。私にできたんだから、あなたにもできないことはない、そうでしょ?」
という、なんともタカビ−なプレッシャーが行間からにじみ出ているのに対し、この本では、自分をすり減らさない(たとえば苦手な人からは逃げる、成功のための努力をして叶わなければ、様子を見つつ諦める)で、毎日よく眠れて快便できれば、それだけで勝ち組なんじゃねぇの、というハードルの低さおよび脱力系の価値観にホッとする。
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